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【藤原不比等登場!】文武天皇と大宝律令を徹底解説!

皆さんこんにちは!

今回は文武天皇の時代に成立した「大宝律令」を解説していきます!

制定者は藤原氏を英才一家に押し上げた、藤原不比等です。

貴族の為に開発された「大宝律令」は、明治時代になっても影響を与えます。

日本史の基礎が形成される時代を確認していきましょう!

↓前回は天武天皇・持統天皇に解説しました、こちらもご覧ください!!↓

文武天皇の治世

〈697年 8月1日 文武天皇 即位〉

「持統天皇」が15歳の軽皇子に譲位し、「文武天皇」として即位しました。

〈文武天皇:Wikimedia Commons〉

あまり聞いたことない天皇だと思います。

彼は697年~704年の10年間しか天皇を務めていないからです。

しかし、701年に「大宝律令(たいほうりつりょう)」が制定されるビッグイベントがあります。

〈701年 大宝律令 制定〉

大宝律令を制定したのは「藤原不比等」です。

〈藤原不比等:Wikimedia Commons〉

「天智天皇」と大化の改新を行った、「中臣鎌足」の息子です。

〈中臣鎌足:Wikimedia Commons〉

「中臣鎌足」が亡くなる直前に「天智天皇」が「藤原」の姓を与えました。

〈天智天皇:Wikimedia Commons〉

「大宝」=「当時の年号」

「律」=「刑法」

「令」=「行政法・民法」

をそれぞれ指しています。

現在で言うと、「消費税10%納めて下さい」が「令」にあたります。

そして「脱税」した場合には、「逮捕」や「罰金」になりますが、この罰にあたるものが「律」になります。

「律」の内容は以下の通りです。

  1. 笞(ち):竹のムチで10~50回打たれる
  2. 杖(じょう):杖で60~100回打たれる
  3. 徒(ず):1~3年の懲役
  4. 流(る):遠方への追放
  5. 死(し):死刑

貴族は大金を払えば、罪が軽減される特権がありました。

しかし天皇や国家に対する罪は、軽減されませんでした。

〈二官八省一台五衛府 確立〉

大宝律令の制定に伴い、「二官八省一台五衛府」の制度が開始しました。

〈二官八省:Wikimedia Commons〉

「二官」=「神祇官」・「太政官」を指しています。

「神祇官」は宗教やお祭りを開催する役職、「太政官」は政治を担当する部署です。

「太政官」のトップには、「太政大臣」・「左大臣」・「右大臣」・「大納言」の役職が置かれています。

百人一首の作者達も、このエリートに所属している事が多いです。

「八省」=「太政大臣」・「左大臣」・「右大臣」・「大納言」の下に置かれている役職です。

「中務省」・「式部省」・「治部省」・「民部省」・「兵部省」・「刑部省」・「大蔵省」・「宮内省」の八省が設置されました。

「一台」=「弾正台」を指し、役人がサボっていないか監視する役職です。

「五衛府」=「右衛士府」・「左衛士府」・「右兵衛府」・「左兵衛府」・「衛門府」で構成されています。

都周辺の警備をする役職です。

現在でいう警察です。

〈地方官制 確立〉

国・郡・里などの単位が定められました。

「国郡里制」と言います。

現在の東京は「武蔵国」と言ったように、明治時代になるまで「国郡里制」の呼び方が使用されます。

「郡」に関しては現在も使われていますね。

元明天皇の治世

〈707年 7月17日 元明天皇 即位〉

「元明天皇」は「文武天皇」のお母さんです。

〈元明天皇:Wikimedia Commons〉

「文武天皇」が25歳で崩御し、後継者の「首(おびと)皇子」がまだ幼かったので、中継ぎの天皇として即位しました。

〈首皇子:Wikimedia Commons〉

「元明天皇」は飛鳥時代最後の天皇でもあります。

「元明天皇」が在位中「平城京」に遷都する事で奈良時代が始まるからです。

今回は飛鳥時代で起きた出来事を確認していきましょう。

↓奈良時代の様子はこちらからご覧ください!!↓

〈708年 1月11日 元号を「和同」に改元〉

「元明天皇」は国内で流通させる貨幣を作りたいと考えていました。

しかし貨幣を作るには「銅」が必要になります。

現在の10円玉も「銅」から作られていますよね。

当時日本から「銅」は全然採れなったので、諦めかけていました。

そんな時「武蔵国」から「銅」が発掘されたと報告が入るのです。

〈武蔵国:Wikimedia Commons〉

「日本(和)で銅が採れた」」という喜びを反映して、「和同」に改元しました。

〈708年 5月11日 和同開珎 鋳造〉

「元明天皇」は早速、貨幣の鋳造を命令します。

そこで作られたのが「和同開珎」です。

〈和同開珎:Wikimedia Commons〉

貨幣は今まで、祭祀用や一部の貴族が使う物でした。

なので「和同開珎」は日本で最初の「流通貨幣」と言われています。

「皇朝十二銭」の1番目にあたります。

「皇朝十二銭」=「律令制下の日本で鋳造された、12種類の銅銭の総称」です。

受験では「和同開珎」と、「皇朝十二銭」の「乾元大宝」を覚える必要があります。

↓「乾元大宝」に関しては、こちらをご覧ください!!↓

受験生の方へ

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それが日本史一問一答です。

 

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