歴史放浪記で毎回紹介している書籍ですが、これ無しで受験は戦えないので改めて紹介します。
日本史一問一答【完全版】3rd edition [ 金谷 俊一郎 ]
今まで多くの日本史一問一答に目を通してきましたが、ダントツで使いやすいのが東進ブックス出版の一問一答です。
個人的に薄いピンクをベースとしているのが、目に優しく覚えやすいと筆者は考えています。
また問題の形式もシンプルで分かりやすく作られており、問題量も申し分ありません。
書籍の最後には索引が付いているので、覚えた単語が何ページに書いてあるかも、すぐに調べる事が出来ます。
愛用しすぎてもはや良い点しか浮かばない、一問一答の長所を紹介します。
一問一答の長所
1. 記憶の定着が早い
2. スキマ時間に勉強しやすい
3. 出題範囲を網羅している
4. 自己チェックが簡単
5. アウトプット学習に適している
1. 記憶の定着が早い
問題→答え のシンプルな繰り返しによって、重要語句を短時間で何度も確認できます。
何度も文章と答えに目を通す事で、しっかり記憶に定着していきます。
2. スキマ時間に勉強しやすい
これは受験生にとって最も大きい恩恵かもしれません。
通学の時間や、家庭学習のスキマ時間に使える書籍は、実はあまりありません。
スキマ時間の有効活用が、ライバルとの差を少しずつ離していきます。
3. 出題範囲を網羅している
これも非常に大きいメリットです。
普通の書籍で出題範囲を全部カバーする事は不可能ですが、一問一答であれば実現できます。
この一冊で各時代の問題を何個も確認出来るのは、大きすぎる長所です。
4. 自己チェックが簡単
一問一答全般に言える事ですが、問題の左端にチェックボックスが付いています。
一発で覚えられなかった物にチェックを付けていくと、何周かした後に自分が覚えきれていない箇所は一目瞭然です。
効率よく復習する為にも、覚えていない箇所は必ずチェックを付けましょう。
5. アウトプット学習に適している
当然ながら一問一答はアウトプット8割の書籍です。
覚えた知識を適切な場所で引き出せるかを、一問一答では鍛えられます。
実際の例題
日蓮は[★★]教が仏法の正しい教えである事を悟り、
[★★★]を唱える事によって救われると説いた。
文章が虫食い形式になっており、虫食いの[]の中に星1〜3が書かれていて、一目で単語の重要度分かります。
例題の答えは、★★=法華、★★★=題目、となります。
このように、単語の重要度が一目で分かるように設計されていて、一問一答を何週もしていく上で、まずは星3つから覚えるなど、自分の勉強に合わせた使い方をする事が出来ます。
筆者が思う事
共通テストにしろ、私立大学にしろ、国公立大学にしろ、日本史受験をするなら絶対に必要になるのが一問一答です。
自分が受ける大学の難易度に合わせて、勉強量を調節できる書籍なので、受験勉強のゴールを知る為にも、一回は目を通して欲しいです。
一問一答は他の参考書のように問題の解説こそありませんが、内容が全て頭に入っていればどの大学にも通用するという、1つの指標となる書籍でもあります。
早めに対策した者が受験勉強を制します。
他の一問一答にも目を通した上で、自分の一番相性の良い物を選んでください!
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